英検の壁(準2級~2級編)

深谷に4教室、個別指導学習塾のケンアイゼミです!

本日は英検準2~2級の壁について説明したいと思います。

また、この記事のなかでは3級の合格に必要なことも書いてまいりますので、3級や準2級、2級にこれからチャレンジしていく人も参考にしていただけたら幸いです。

以前こちらの記事で英検4級の壁について説明しました。

当然、4級の次は3級、3級の次は準2級と続き、その間にはそれぞれ壁があります。

しかし4級~準2級くらいまでは、少し極端な言い方になりますが、ある意味、壁の種類は同じです。

4級の壁は一言で言えば「文法の壁」と以前の記事で説明しました。

3級、準2級と上がっていくにつれて、求められる文法レベルは上がっていきますが、文法のレベルアップを図っていくことが重要です。

文法力という観点からレベルアップを図っていくなかで自然と合格に必要な語彙や英作文の力も身についていき、スピーキングにおいても文法的に正しい答え方を理解していることが非常に重要になります。

リスニングは別途、耳の訓練は必要ですが、準2級くらいまでは1か月程度、集中的に対策をすることでなんとかなったという人が多いのではないでしょうか。

そういう意味で英検4級~準2級までは、「文法をしっかり身に付ける」ことを中心に英語学習を進めていくことが非常に重要であり、また、そのような学習は中学・高校の定期試験や受験にも大いに役に立っていくはずです。

しかし2級、人によっては準2級あたりから、壁の種類、壁の質が変化してまいります。

「2級に合格できない」という人のなかには、特にこの壁の変化に気づけていない人も一定数いるように思います。

では2級の壁とは何なのかと言うと、「語彙力の壁」です。

「英検は単語の暗記ゲーム」と言われることもありますが、特にそれが当てはまるのが2級以降です。

多かれ少なかれ語彙力はどの級でも必要ですが、際立って重要度が高まるのが2級になります。

単語を覚える前と覚えた後では、本当に人が変わったように点数が変わっていきます。

リスニングやライティング対策も単語以外に必要ではありますが、その全ての土台となるが語彙力です。

もちろん2級より前の級も単語を覚えることは必要です。

しかし2級より前の級の場合、覚える単語数がそこまで多くないため、文法学習や過去問演習のなかで出てくる単語をその都度覚えたり、学校の定期試験対策等でも単語をその都度しっかり覚える習慣をもっていると、特別、英検に向けた単語の対策をすることなく、合格できるケースは多くあります。

できれば準2級くらいから、人によっては3級くらいから、単語の対策をした方が良いのですが、皆さん限られた時間のなかで対策していますから、単語に特化して対策ができないこともあるでしょう。

それでも英検は4択問題だからか、準2級くらいまでなんとなかなってしまうことがあります。

しかし、その成功体験が通用しなくなるのが2級なのです。

2級からは単語をゴリゴリに覚えることなく合格することはできません。

1周回って当たり前の結論に戻ってきたようにも思えますが、「これまで単語帳を使ったことがない」「単語暗記をしなくても準2級までは合格できた」という人にとっては、改めて単語帳に向き合うこと自体が結構しんどいのではないでしょうか。

他にも2級で撃沈してしまうパターンとして、「とにかく過去問対策だけすれば、なんとなかる❢❢」という考え方も良く見られます。

実際、準2級くらいまでは、「文法をしっかりやって後は過去問対策」とか、「過去問対策のなかで単語を覚える」でなんとかなった人も多いと思います。

もちろん、英検に限らず、過去問対策が重要なのは間違いありません。

また「過去問に出てきた単語は必ず覚える」という姿勢も良いでしょう。

しかし、やっぱり2級からは単語独自の対策が必要になります。

まずは単語帳を一冊買って一通り単語を覚えていきましょう。

英検2級用の単語帳がベストですが、大学受験用の標準的な単語帳であれば、2級の英単語はしっかりカバーされているというケースも多いです。

過去問は自分の現在地確認のため、まず一回分くらい解いてみても良いですが、過去問で出てきた単語を覚えるのではなく、単語帳を一通り覚えてから過去問に入るのが効率的です。

2級(または準2級)以降は、まず単語帳を大方覚えてから過去問対策に入ってください。

「過去問をやりながら単語を覚えよう」では、むしろ効率が悪くなるでしょう。

単語の覚え方については、大きく分けると単語だけを覚えていく派と文章のなかで覚えていく派があります。その中間で例文を確認しながら覚えていく派もありますが、何はともあれ、まず単語対策に特化した一冊が必要なのは間違いありません。

ケンアイゼミでは3級、または準2級あたりから、総合対策本や過去問の他に、単語帳を使って単語を覚えていくように指導しています。

単語帳を使ってゴリゴリの単語暗記が必要になるのは2級からですが、3級にチャレンジするくらいから単語帳を使って単語を覚える習慣が身についていると、2級にチャレンジするとき、また高校生になったときの苦労や負担が軽減するはずです。

まとめると英検2級に挑戦しようという人は、何はともあれ単語、単語、単語です❢❢

準2級あたりから単語暗記につまずいて不合格になってしまう人も多いです。

単語を覚えていれば語彙セクションは短時間で効率よく高得点を狙えます。

長文も単語を覚えていなければ理解できません。

英作文も単語を知らないと、そもそも問いの意味を理解できないし、書くこともできないでしょう。

またリスニングでも覚えていない単語が出てきたら、耳で聞いて理解することも当然できません。

スピーキングでも語彙力は全ての土台です。

皆さんには英検受験をきっかけに単語帳を使って単語をコツコツ覚えていく習慣を身に付けてもらい、学校や受験でも英語を得意にしていってもらえたら幸いです。